日本語教師養成コース
オーストラリアの日本語教育はオセアニアという地理的要因と経済環境などから重要視されてきました。現在でも日本語学習者は約30万人、その約95%が初等・中等教育で学んでいると言われています。オーストラリアの小学校?高校で日本語教師として働く場合はオーストラリアの大学もしくは大学院で規定のコースを修了する必要がありますが、このページでは民間で教える資格を目指した日本語教師養成講座420時間講座の人気校3校をまとめてみました。
学校名 | WJLC(ワールド・ジャパニーズ・ランゲージ・センター) | BBIC(ビービーアイカレッジ) | JAPANEASY(ジャパニージー) |
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都 市 | シドニー | シドニー | メルボルン |
期 間 | 半年?1年 | 11週間 | 11週間 |
受講方法 | 通信・通学 | 通学 | 通学 |
受講料 | $1740 | $4950 | $4950(入学金$220含) 教材$100~$200 |
受講条件 | 18歳以上 | 18歳以上 | 18歳以上 |
英語力 | 初級? | 不問 | 不問 |
特 徴 | 前半は通学講座選択可 直説法のみならず間接法でも学べるため、英語圏で教える際に有益。通信講座は延べ4000人以上の受講者を誇る文化庁シラバスに準拠通信は世界中どこでも受講可能 |
就職に強いと定評。卒業した次の日から、教師として活躍できる人を育てることを目指した学校の為、実践重視 |
日本語学習者数300人を超える日本語学校併設の日本語教師養成講座。オーストラリア人の日本語学習者への実習や文化イベントなど交流も盛ん。 文化庁のカリキュラムに対応 |
開講日 (2018年) |
13:00-17:30 $990 通信マスター講座:$750 |
(4月3日~4月6日 休校) (6月25日~6月29日 休校) (9月17日~9月21日 休校) (12月8日~2019年1月13日 休校) |
理論講座 13:30-17:00 実践講座 早期割引コース開始一ヶ月前の申込みで入学金$250が半額 |
1クラス定員 | 通信講座 10名 |
よくある質問
- オーストラリアで受講する場合ビザはどうなりますか?
- 12週間以内のコースであれば、観光ビザやワーキングホリデービザで受講できます。
- 英語があまりできないので心配です。
- 直説法では日本語で授業が行われますので、英語力は不問です。 ただオーストラリアは英語圏ですので、英語は話せたほうが良いです。午前中英語学校で学び、午後から日本語教師養成講座に参加というプランもあります。
- コース終了後の就職の可能性はありますか?
- 各学校には日本語教師の求人が多く来ており、紹介もあります。(但し就労可能なビザが必要です)世界中から日本語教師の求人募集がありますので、経験を積む事で活躍の場が広がります。
- 大学を出ていませんが、420時間修了後、日本語教師として働けますか?
- はい、可能性はあります。ほとんどの日本語学校の採用条件として420時間コース修了を挙げています。日本語教師としてのクオリフィケーションを上げるには、修士を持っていたほうが良いとも言われますが、人柄やコネクションからの採用の可能性や経験を積んで個人塾を開いたかたがさらに日本語教授法に興味を持ち大学へ進学したかたもいました。
お役立ちリンク
- ・日本語教育学会 http://www.nkg.or.jp/menu-job.htm
- ・日本語教育振興協会 http://www.nisshinkyo.org/
- ・国際交流基金
- https://www.jpf.go.jp/j/about/recruit/japan_30.html
- ・中国の求人
- http://www.astonedu.com/jp/index.asp?390.html
- ・全米日本語教育学会 https://www.aatj.org/jobs