Holmesglen 訪問記
Holmesglen Institute of TAFE はマルチカルチャーな都市メルボルンにありますが、Chadstone, Moorabbin,
Waverleyと3つのキャンパスにコース別に分かれています。
今回はChadstone のキャンパスを訪問しました。
Chadstone はメルボルンのCity から電車で行くのがとても便利です。
Glen Waverley 線の電車で約30分でHolmesglen 駅に到着です。
駅の名前がHolmesglen なんですね。駅を出ると目の前がキャンパスです!
方向音痴の私でも迷いようがないです。
現在はさらに駅の近くに新校舎を建ててますのでより便利になりそうです。お勉強の後City にショッピングということもできます。
至れり尽くせりの英語学校
International Centre の、Deputy Director をされているLouiseさんにお話しを伺いました。
文責:Noyuri Liddicut (メルボルンサテライトオフィス)
- Liddicut
- 「初めまして。駅のまん前にキャンパスが広がっているのですね。」
- Louise
- 「そうなんです。 アクセスが良いでしょう?すぐにわかりましたか?」
- Liddicut
- 「すごくわりやすいです!でも、新しい建物の工事中ですね。」
- Louise
- 「そこが建ちますと私たちはさらに駅の近くに引越しします。」
ルイーズさんにキャンパスの中を案内して頂き、説明を聞くことになりました。 英語コースのコーディネーターのVeronicaさんも交えて、実際の教材も見せていただきました。
※左は、Deputy Director の、Louise さん。右は、英語コースの、Veronica さん。
- Liddicut
- 「たくさんのコースがオファーされていますね。留学生のための英語のコースの生徒数はどのくらいですか?」
- Louise
- 「3つのキャンパスで合計387名です。全体ではアジア人が半数ぐらいです。日本人の学生さんは現在61名です。」
- Liddicut
- 「教材がすごい量ですね。」
- Veronica
- 「この部屋は生徒さんが自主的に勉強できるところです。」
- Liddicut
- 「中央に、コンピューターがありますが。」
- Veronica
- 「私たちの教室はソフトの種類が多いんです。学校が開いてる時間帯でしたら学生さんはいつでも使用可能です。初級から上級まで全て揃っています。例えばこの初級版をお見せしましょう。」
- Liddicut
- 「アルファベットから、始めるのですね!人の唇の動きがビデオになっていますが。」
- Veronica
- 「これを使って発音を矯正できるんですよ。」
- Liddicut
- 「こんな徹底した教材は見たことないです! 私もこれやったほうがいいかな?(苦笑)。ところでまったく英語をしゃべれない方も教えてられるのですか?」
- Veronica
- 「そういう方もいらっしゃいますね。カリキュラムがきちんと構成され、設備が整っているので、本人の努力と私たち講師のサポートで必ず英語力は伸びて来ます。この教室では生徒さんが質問をしたいとき、常時質問に答えられる教師が待機しています。」
- Liddicut
- 「それは心強いですね! 私たちも安心です。」
- いつでも使用可能な、自主勉強のためのお部屋。ここで、先生に質問があれば、指導をしてもらえます。
- たくさんの英語の教材が、初級から上級まで。
- 語学関係の情報は、
こちら Language Centre
さらに、就職に役立つ英語コース
Holmesglen には, さまざまな職業に対応できる英語コースがあります。ルイーズさんにその専門職のための英語コースの教室を案内して頂きました。
- Liddicut
- 「なんだか静かですね。学生さんはどちらに…?」
- Louise
- 「ああ今試験中なんですよ。忘れていました。このビジネスコースは人気のあるコースですよ。」
試験中と判明しその後は廊下を忍び足で歩くことに。 (途中インド系の学生さんを見かけて、なるほどインドからの移民も多く、彼らの多くはエリート階層です。昨今のメルボルンの傾向ですね。) この専門職のための英語は20週間(1学期)で次のようなコースがあります。
☆会計師 ☆IT エンジニア、技術者、ビジネスのプロ ☆医療専門家 ☆教師
特に、医療関係は、医療専門英語試験(OET)に向けて準備をするコースです。こちらに就職、また英語圏でお医者さんや看護婦さんをされる方には、有利なコースですね。
またこのHolmesglen は英語コースだけでなく、多岐にわたる技能習得コースの専門学校で有名です。あらゆる技能習得コースも、多岐にわたって専門が分かれていますが大まかには次のような分野があります。
☆建築関係 ☆商業マネージメント ☆デザイン ☆車のメカニズム ☆美容, 理容関係 ☆医療関係
☆フローリスト ☆調理師、ホスピタリティー関係 ☆情報メディア ☆社会事業 ☆観光業界
いかがです?この充実さ!もう世の中の技能すべて学べると言っても過言ではないですよ。
Cityにもキャンパスがあり、服飾ファッションはCityキャンパスで学べるようです。 日本人のファッションデザイナーイソガワアキラさんが有名ですが、この芸術のメルボルンのど真ん中でファッションデザインを学ぶのもファッション業界の門へのチャンスかもしれません。
あちらこちらにポスターが貼られています。 そこでコーディネーターのマイケルさんにお会いしました。 ソバージュヘアーのすてきなマイケルさんがグラフィックのキャンパスをご案内くださいました。
- Liddicut
- 「なんだか周りがお忙しそうですね。」
- Michael
- 「課題の制作に忙しいんですよ。コンピティッションの応募もありますので。学生さんは学校が開いてる時間でしたらいつでも使うことができます。私たちも授業外でも生徒さんがサポートが必要であればいつでも指導しています。」
- Liddicut
- 「留学生は多いですか?」
- Michael
- 「はい。日本人の学生さんはすごく勤勉ですね。」
- Liddicut
- 「ありがとうございます。」
- Michael
- 「日本の人で、Advanced Diploma of Graphic Design を卒業された人がいますよ。」
- Liddicut
- 「え?!そうなんですか?」
- Michael
- 彼女はすごく優秀でコンピティションでゴールデン賞を受賞しました。
- Liddicut
- 「それはすごいですね! 是非ご紹介ください。」
その後ルイーズさんにキャンパスを案内して頂き、私もびっくりな教室がありました。
ガラス張りの中に家の屋根が置いてあり、屋根の上のタイルをひとつひとつ乗せていく作業を何人かの人が行っています。 一見すると学校の増設か?と思ってしまうのですが、ルイーズさん曰く「これが建築の教室です。」と。
ようやくこれがタイル張りの練習なのだと理解しました。 技術はこのように本番同様に身につけて行くのですね。この教室は、Building and Construction というコースだそうです。
- Liddicut
- 「このコースは、外国人もいますか?」
- Louise
- 「日本人は多くないですが他の国からの留学生は多いです。
Apprenticeship (職業見習い)を認められていない国籍の場合、このコースはとても就職に有利になります。」
設備の充実度もさることながら、先生がたの生徒をサポートする姿勢に感嘆させられ、技術を身につけるには素晴らしい職業訓練の場であり、キャンパスの大きさと設備に感動した一日でした。
キャンパスギャラリー
- 学生さんのアクティビティーも、大変充実!
- 学生さんのアクティビティーも、大変充実!
- Student Serviceでは、あらゆる御相談の
窓口です。
- 構内には、常に医療の専門家が待機していますので相談にのってもらえます。。
- カフェはメニューが豊富!
- 外でランチも気持ちがいいですね。
- 学校内には本屋さんもあってとても便利です。
- 正面の外観。
- 学校の目の前はあらゆるお店がずらり。アジア人も多い所です。